エスセイバーの充填モデル実験
無収縮グラウト材「エスセイバー」シリーズは、優れた自己流動性や分離抵抗性、非常に長い可使時間をもつ高炉セメント系グラウト材で、従来のセメント系グラウト材では対象とされなかった小間隙の施工部位へも充填・適用が可能です。
このページでは、エスセイバーの充填特性を評価した各種のモデル実験を行った結果の一部を紹介しています。
- セルフレベリング試験
- 橋脚の鋼板巻立て工法をモデル化した充填試験。優れた自己流動性により、1ヶ所からの注入でも、対面まで回り込んで全面を速やかに充填する。
- 小間隙(垂直)充填試験
- 3mm厚および1mm厚の間隙に対しての垂直充填試験(1mm厚はエスセイバーPCを充填)。加圧・圧送しなくとも、自重だけで容易に小間隙を充填する。
- 小間隙(水平)充填試験
- 3mm厚および1mm厚の間隙に対しての水平充填試験(1mm厚はエスセイバーPCを充填)。垂直方向より条件の厳しい水平方向でも、小間隙を充填可能。
- 水中不分離性試験
- トレミーによる水中施工をモデル化した充填試験。優れた分離抵抗性により、水を濁らせることなく、密度差で水を押しのけて充填していく様子がわかる。
- プレパックド充填試験
- プレパックド工法への適用性を再現した充填試験。優れた自己流動性・分離抵抗性により、骨材の隙間を余すところなく完全に充填していく様子がわかる。
なお、これらの充填モデル実験は「エスセイバープロモーションDVD」に収録しています。DVDをご希望の方は、最寄りの営業グループ事業所までお問い合わせ下さい。